2010年09月17日

実況配信 - ゲーム音声とマイク音声の配信 -

前回では、マイクやヘッドセットの用意にスポットを当てていました。
今回はより実践的な内容になります。

まず、TVゲームにしろPCゲームにしろWebラジオにしろ、全てにおいて "PCで出ている音を配信する" のに変わりはありません。
しかし、TVゲームの音声とマイクから入力されている音声は、殆どのWinows環境において、同時に録音が出来ません。
録音が出来ないということは、つまり配信に載せれないということです。

わかりやすく言えば、Skype VCしている時にPCで流している音楽があったとしても、それは対話相手には聞こえません(設定変えない限り)。
対話相手には、マイクから入力された音声のみが聞こえます。
同じことが配信にも言えます。


配信のメインは当然ゲーム音声ですが、そのままではマイク音声は入力されませんので、いくら喋っても視聴者には聞こえていません。

これを聞こえるようにするのが 「ステオミキサー」という機能です。
わかりやすく言えば、文字どおりミキサーです。
PC上で再生される全ての音を一音源としてミックスし出力します。
殆どの環境において、デフォルトで使用できません
これは、PC買ってきてそのままの状態ではってのを指します。

サウンドデバイスを内蔵及び外付けで拡張し、尚且つそのサウンドデバイスにステレオミキサー相当の機能が含まれている必要があります。

よって、前回の1〜4の項をもう一度出しますが
1.XBOX360などのTVゲーム配信に実況を載せる
2.PCゲーム配信に実況を載せる
3.「1」「2」両方に実況を載せる
4.Skype多人数通話を載せる

この各項目の「1」以外も行いたい場合、ステレオミキサー機能が必須になります。
また、キャプチャーソフト次第では「1」の項目にすらステレオミキサーが必要となります。
詳細は後述しますがとりあえずは「アマレコTV」を使用するのなら、「1」のみの目的においてはステレオミキサーは不要
それ以外のキャプチャソフトは不明だが、MxCaputreはミキサー必要だった。アマレコTVが出来る所以は、同ソフトに「ライブ機能」が備わっているからです。
つまり、アマレコTVにはキャプチャーソフトにステレオミキサー機能があると思えばいいです。
キャプチャーソフトの記事でアマレコTVを推していたのは、主にこの理由が大きいです。
他にもアマレコTVには大きな利点がありますが、後述。


ここから先を記すうえで、まずはステレオミキサーをもっと砕きたい。
その為、名称を固定したいと思います。
まず、ステレオミキサーというものは、サウンドデバイスによって呼称がまるっきり違います。
なので、管理人が使用しているデバイス(一般的に勧められているデバイスです)を例にし「再生リダイレクト」と呼称します。
この呼称は、PCパーツショップやEIDENやコジマといったところに行けば100%店頭にある「Creative」のサウンドデバイスに備わっているステレオミキサー機能のことです。

再生リダイレクトをPCで使えるようにするには (ゲーム音声とマイク音声を配信に載せるには)、サウンドデバイスが必要です。
稀に標準で備えている場合があるので、まずはご自分のPC環境を見直してください。
ここからは「ない場合」で説明します。ちなみにメーカー製PCなら80%無い、自作はサウンドデバイスがオンボードじゃない場合は、大体有ると思います。
まぁ自作したんだからわかってるでしょう。ショップブランドも同様、サウンドデバイスを乗っけたなら、デバイスが対応しているなら、再生リダイレクト機能は有るはずです。

すぐ上で太字で記したように "同じCreativeの製品でも、再生リダイレクト機能の有る物と無い物があります"
なので、自作PCでサウンドデバイスなにか乗っけていても、それがテキトーに選んだものだと・・・乙です。

広く進められているCreative製の再生リダイレクト機能付きモデルは以下

↓管理人が使用している製品↓




USBメモリっぽい外見の「X-Fi Go!!」はAmazon家電ランキング25位が示しているとおり、バカ売れしてます。
ポッドキャスト行ってる人にアンケートとれば殆どがX-Fi Go!!を使ってると返ってくるはず。
ポッドキャスティングするにあたってマストバイな一品です。
先に挙げた○○で実況するといった4項目はこの製品一つで全部可能になります。
また、当然ながら再生リダイレクトの為の製品ではないです。本来はPCのサウンド面を強化する目的の製品で、音質の違いの比較がここに載っています。

「Go!!」は見てのとおりのUSBメモリ型です。
前回に "USBマイク買うといきなり資源ゴミ" と記したのはこの為。
Go!!には3.5mmピンジャックでのマイク端子とヘッドフォン端子しかありません、そしてGo!!とPCを接続する端子がUSBです。
いわば、USBマイクに変換しているようなものです(正確には違うけど)。
当然USBマイクはGo!!に接続できません。
また、Go!!にはイヤホン型のヘッドセットが一つ付いています。かなり邪魔にならない作りのヘッドセットなので、とりあえずGo!!買ってヘッドセットはこれを繋ぎで使うってのもアリです。物理スイッチのマイクミュート無いけどね。

では、「Go!!」の下に紹介したデカブツはなにかと言えば、これは 5.1chサラウンドを付加しつつ再生リダイレクトを使用できるようにする為のデバイス
よって、お使いのPCの音場を拡張しつつ再生リダイレクトでイケてるボイスとゲーム音声を配信したいという贅沢さん向けです。
ただし
ゲーム+マイク音声配信と5.1chサラウンドは全く噛み合いません
5.1chの利点は外部スピーカーから音を出すことで始めて生まれます。
しかしそんなことをすると、配信では "PCに入力される全ての音""マイクに乗っかってくる外部スピーカーから出ている音" が混ざり、ハウリングが起き、もうそれはそれはひっどい音声の配信が全世界にビュビュッ!です。

よって「X-Fi Surround 5.1 SB-XFI-SR51」の利点は、置き物になるってのと、ハードウェアにボリュームコントローラーがあるってのと、PCゲーを配信する気が更々ない
って場合において、 "あってもいいんじゃない?" 程度です。
また、これを買うぐらいならもっと上、実売2万レベルのデバイスまでいき、それを買ったほうが遥かに音質が良くなる。
再生リダイレクトがあるかは知らないので、調べてください(´・ω・`)

DTMもやってる(やりたい)ならこれぐらいは必要ですし、いいんじゃないですかね。


続きは設定的な部分にまでたまにはいってみます。




ここからは「X-Fi Go!!」を使用していること前提で記します。
そうじゃない場合のみ注釈入れてあります。

まず、上部記事で触れた「アマレコTVのライブ機能」について。
TVゲームをキャプチャ配信しつつ実況したい場合は、アマレコTVを使用すればX-Fi Go!!といった設備投資は必要ありません。マイク(ヘッドセット)のみでいいです。

設定も簡単で、アマレコTVの設定画面でライブ機能にチェックいれて、マイクミキシングにもチェック入れる、これだけであとはソフトがゲーム音声とマイク音声をミックスしてくれる。
このあたりの詳しいことはアマレコTVのヘルプでどうぞ。
配信にのせる場合は、ビデオもオーディオもデバイスソースをアマレコキャプチャにする必要があります。

それ以上を望む場合、この場合は「ゲーム実況 Skype多人数VC配信」もしたい場合、となります。

例えば、マルチプレイを配信しているとして、アマレコの機能だけだと自分の声だけで、"誰かとやり取りしているような発言" だけのところが、SkypeVC放送可能だと "相手の声も配信にのる"
例はこちら



再生リダイレクトで出来るようになることはかなり多い。
でも、それなりに設定がめんどくさく、XPかVistaか7かでやり方も違う。
そして、一歩間違えるとサウンド関係の設定が大変なことになり、下手なことしてる状態でなにか再生するとスピーカーぶっ壊れるという"稀"な現象も起こるらしい。
なので、X-Fi Go!!を購入したら、あたまにきたどっとこむ の該当記事を見ながら慎重に設定していってください。
トップページリンクで投げやりなのは、OSごとでやり方違うからです。

また、同ホームページにはSkype多人数放送の方法も書かれているので、参考にするといいでしょう。
ぶっちゃけSkype多人数放送は "再生リダイレクトでの配信が出来るなら特別な設定無しで出来る"
ただ、ボリュームバランスがおかしいことが殆どなので、そこの調整が必要といったとこです。

再生リダイレクトでのミキシングが可能になると、PCゲームしながら実況配信も可能となります。他にも色々できちゃいます。
再生リダイレクトは本来ゲーム音声とマイク音声をミキシングする為だけのものではないです、当たり前ですけどw

さて、次に

キャプチャーソフトを利用しているとして、更に再生リダイレクトも可能となっているとします。
こうなると、一つの問題が浮かび上がります。
それは、マイク音声音量(Skype音量)とゲーム音量のバランスです。
私はこれに相当悩まされました。
なんせ、ゲーム音量はゲームによって違います。
最初のほうでアマレコTVの利点がライブ機能以外にもあると記した内容がここからになります。

アマレコTVはボリューム調整が可能です。そんなの当たり前だろと思われるかもしれませんが、その当たり前が出来ないキャプチャソフトも存在します。
それが出来ないソフトを使っているなら、ゲームオプションで音量を調整するしかない。
ではゲームオプションにボリューム調整がなかったら・・・? 乙りますね。

で、お一人様実況ならなんてことはない、FMEのオーディオソースをアマレコTVにするだけ。
ただ、恐らくこれだけだとゲーム音声がのらなくなるかもしれません。
環境によって違うので一概には言えませんが、うちのデバイスは音声出力を二系統にしてあります。
WS000206.JPG

これは簡単に言えば、ヘッドセット出力と外部スピーカー出力の二系統です。

こういった形にしておかないと、お一人様と団体様配信で設定を使い分けるってことは出来ないと思います。
でもそれではめんどくさい。
なので、アマレコTVです。

アマレコTVでのボリュームを・・・例えば3まで落とします。
そしてマイクを最大にしておけば、大体のゲームでバランスが丁度よくなります(マイクブーストを使わないこと前提)
ただマイク入力をあまり上げると、周囲の音を拾いやすくなりますので、このあたりの設定に正解はない。
配信録画機能も使って、こまめにテストを重ねるといいかと思われる。

注意したいのは、アマレコTVでのボリュームを下げるほど、ヘッドフォンから聞こえる音は当然小さくなっていきます。
ヘッドフォンにボリュームコントロールがないとか、そのコントロールの最大が低いと全く聞こえない場合も出てくる。

次にSkype多人数VC配信する場合。
これはボリュームバランスがすごく難しいです。まずなんといっても、全員が同じボリュームではないということ。
マイク遠い人もいるだろうし、品質悪い人もいるし、トークバック回避してない人もいる。様々。
最低でもSkype多人数放送をするなら、まず相手の了承は当然として、次に "配信協力" が必要です。
なによりもトークバック回避、これが絶対大事です。
で、Skype通話のボリュームそのものは、わかりやすい場所にちょこんとありますので、あれで調整するといいです。
ただし、配信でどのようなバランスでのっかってるかわかりませんので、ミキサーでボリュームを50%ぐらいにして、あとは通話画面でのボリューム調整で変えていくのが必要になります。
多人数放送は特殊な設定は必要ないのですが、このアタリの調整が実に難しいです。なんせ他人が絡みますからね。
そもそもトークバック自体、配信とか関係なくVCでは嫌われるので殆どのSkype利用者は通話音声はヘッドフォンから出しているが、そうじゃない人も稀にいる。
面倒と思うなら、Skype多人数配信は行わないほうがいい。

以上で lw 'ヮ'ノシ


posted by ヴァレぴよ at 07:51| 愛知 ☀| Comment(0) | 動画(キャプチャ)>実況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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