忍者を語る ~源流編~

史実の忍者の話です。
役にはたたないが、話のネタぐらいにはなるかもしれませぬな。

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まずは忍者の源流から書きたいと思います。

「孫子の兵法」とゆうものはご存知でしょうか?
紀元前500年頃に中国の呉王コウリョ(漢字わからんw)に仕えた兵学者「孫武」が記した世界最古の兵法書のことです。
世界最古であり、現代でも孫子の兵法の戦術論が生きています。
それだけに戦争とゆうものにおいて完成された兵法書であります。
現代の戦争はコンピューターやネットワークや衛星などを使い、当時よりは技術が進歩していますが、根底には孫子の兵法があります。

「孫子」は13篇から成っていて
「始計」 「作戦」 「謀攻」 「軍形」 「兵勢」 「虚実」 「軍争」 「九変」 「行軍」 「地形」 「九地」  「火攻」 「用間」 です。
 一言で言うなれば、孫子の兵法は戦いに勝つ為の必勝論です。
一応書きますが、戦い=武力戦争だけではないです、ビジネス界も社交界もスポーツ界も戦いです。
戦争とゆうものは、単純に兵と兵がぶつかり合うだけの単純なものではない。
そこには政治や経済、果ては宗教までが複雑に絡んでいます。

日本の戦国時代でも孫子の兵法は活かされており、武田信玄が掲げた「風林火山」は孫子の兵法の中にある言葉です。
ちなみに、現代のビジネスにおいても孫子の兵法は活かすことができます。
武力がぶつかり合うわけではないが、現代ビジネス界も戦争です。
例えば、「風林火山」。これは現代ビジネスにも適用されます。

その疾(はや)きこと風の如く
その徐(しず)かなること林の如く
侵掠(しんりゃく)は火の如く
動かざることは山の如し
知り難きこと陰の如く
動くこと雷の如し

兵を知る将は民の司命なり
始めは処女の如く、後には脱兎の如し

古文的なので、少々理解しづらいかもしれませんがビジネスに変換がどれも可能です。
主に経営側ですけどね。

「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」 とゆう言葉も知ってる人が多いと思います。スポーツでは基本です。
これも起源は孫子からきています。

ようやく本題に触れ始めますが、この「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」が戦争においてのキモです。
ただ適当に攻めたって、兵を無駄に消耗したりするだけです。
よって「彼を知り」の部分に孫子の兵法「用間」篇が適用されます。

「用間(ようかん)」を大まかに言えば、スパイを用いるです。
昔で言えば「間者(かんじゃ)」
現代武力戦争・現代ビジネス戦争においても、間者は勝利の鍵です。(武力は・・・核かも・・・)

続きから本題になります。間者の重要性は媒体はなんであれ、戦とゆうものを疑似体験した人にとってはよくわかるはずです。

間者には5種あり(孫子の兵法では)
「郷間」 「内間」 「反間」 「死間」 「生間」 です。

郷間は敵側の人間を間者にすること
内間は敵側の役人を味方に引き入れ間者にすること
反間は味方内の敵方スパイをを見つけだし、買収など様々な手段を使って味方につけること
死間は死を覚悟で敵方に潜入する者 (メタルギアソリッドのスネークやハリウッド映画のワンマン潜入者はこれにあたる)、撹乱なども仕事である。
生間は敵方に潜入し、情報を収集し、生還するのが目的の者、いわゆる偵察。
最終的に、これらの間者が持ち寄った情報の真偽を定めるのは君主の能力であります。

これらを総合してみると
情報収集・敵情視察・敵方潜入・撹乱・暗殺・買収 などなど。
おおよそ裏の仕事。
紛れも無く忍びです
孫子の説く兵法は天智天皇時代から使用されており現代に至る
よって、伊賀・甲賀忍者の源流は「用間」にあると考えられています。事実でしょう。

以上で「源流編」はおしまいです。
ためにならない話で申し訳ない。
でもまだ続く(ノ∀`)
次回、「忍者・忍術の歴史編」です。

参考文献
 忍者の歴史 奥瀬平七郎 著
 忍びの者  村山知義 著
 憂国のスパイ ゴードン・トーマス 著

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