2016年04月20日

ロードバイク初心者の徒然 -3- 【ロードバイクの選び方 2】

ロードバイクを始めるにあたり自分で実店舗でスタッフに話聞いたり、ネットで調べたりして得てきた知識を対外向けにまとめていってます。

記事作成している現在は、記念すべき一台目の納車待ちの日々です。
※2016/4/22以降、主に画像を所有車のものに変更

前の記事の続きになります。

「目的」 「見た目」 「価格」 「メーカー」
この4つで大体の方針は決まるでしょう。

ここからは、肝心の予算と、知っているとより選択の幅が広がる(より悩む)事柄になってきます。
限られた予算内で決めたいという人のほうが多いでしょうが、その予算内での様々な要素を前回も記しました。
予算は初心者の場合10万円〜15万円で考える人が多いので、そこを視野に入れて記事作成している。
予算についてはここまで記してきた内容から最終的に導き出すものと考えてますので、別の記事に記してる。


★"コンポーネント"で選ぶ★
コンポーネントとは、自転車に関わる複数部品の総称
内訳は
フレーム、フォーク、ホイール(車輪)、タイヤ、サドル、ハンドル以外の全ての部品の事を指します。(ペダル、ライトなどアクセサリは除く)
つまり、駆動や制動に関わる部品一式をまとめて「コンポーネント」と称してます。
代表的な部品は、変速機/ブレーキ/クランク/ギアプレートです。

クロスやMTBも含め、"きちんとした"スポーツバイクには必ずコンポ名が記載されています。
これは実車でも確認できます。
20110622155618.jpg


なので、中華系が代表の形だけスポーティーなママチャリ「シマノ24段変速」とか"段数でしか書かれていません"
まともなスポーツバイクは「SHIMANO 105」などと書かれています。
「シマノ24段変速」とだけあり他に記載のないものは24段だろうが30段だろうが、無駄に変速数の多いママチャリだと思っていいぐらいです。

ただ最近はイオンバイクなど大型のママチャリ屋でも「モーメンタム」シリーズなど7万円台で買えるエントリーロードを出してきています。
コンポは下から二番目のグレードのClarisですが、価格帯から見える意図の街乗りカジュアルライドで考えれば問題ないコンポ。
実際通勤用程度ならSora9速(フロントギアの枚数に応じて18〜27速)すら要らないんじゃないのって場合もある。
ただ、ロードバイクってものは少しでもかじってる人からすればメーカーロゴ背負って走るものですので、「イオンバイク」を見せつけて走るのはすっごい恥ずかしいだけです。
それならキャノンデールなどの7万円台クロスバイクにしたほうがまだ "見栄えがいい"

大体奇妙なシフトレバーが画像の場所にあるのが見た目スポーツのママチャリ系。

dopwwwwwwwwwwwwww.jpg

ママチャリじゃないロードバイクのシフトレバー
sphe04.jpg
sphe05.jpg
ブレーキレバーとシフトレバー一体型、ロードバイクの基本姿勢のブラケットポジションやドロップポジションで操作しやすい場所にある。
ただしこれは、ぶっちゃけママチャリのドロップハンドル付けてこのブラケット付ければママチャリですらこの状態になるw

なのでれっきとしたロードバイクとしての判断基準は、新車であり、ワールドレースに参加しているメーカーなのかでいいでしょう。

コンポにはグレードがあり、ロード系とMTB系の二種に加え、コンポメーカー3社それぞれで名称が違います。
が、SHIMANOがシェア握ってるような業界ですのでSHIMANOで知識得ておけばまずハズレません。
ついでに言えばSHIMANOなら日本製です。(産地は中国だと思う)
シマノ以外のメーカーコンポ搭載車だったらググればいいだけです。

ロードのコンポだけに限って記すと、グレードは以下のとおりで、左から右にかけてグレードが下がる。

DURA-ACE > ULTEGRA > 105 > TIAGRA > SORA > CLARIS > TOURNEY


このようになっています。
なんにもグレード名がなく「SHIMANO」とだけ書かれているようなママチャリ系変速機は名も無き最低グレードです。

水色字にした二つのコンポがここでの焦点。
まず、105は一般レースで最低限必要なレベルのコンポと言われており、レース目的の人は予算だのよりもコンポでまず決めないといけません
そして105が選別の際の標準ラインになっていた時代もありましたが、ファンライダーが増えてきた事から2016年現在はティアグラが基準になっているようです。
と言っても、協会で定められているとかではなく "そうゆう慣例" なだけ。
Tiagra以下のSoraやClarisでも初心者には十分でしょう。
街乗りサイクリングや片道30〜40分以内の通勤程度ならSoraかClarisで十分と言われている。
また、105より上のグレードはセミプロからプロのレーサーの領域ですので、ここでは触れませんが、"ブレーキだけは" ULTEGRA(アルテグラ)にする場合も出てきます。
変速機の性能だとかクランクの性能だとかは初心者にはなんとなくしかわからないが、ブレーキは感覚で明らかに違いがわかる
当然街乗り程度ではこんな上等なブレーキは要らないが、通勤路に長い下りがあってストップするほどではないブレーキをかけてても増速していくような状態
これはもう怖い以外のなにものないというか、急に飛び出しがあった場合などにぐっと握ってタイヤロックしてジャックナイフ落車の危険性が高まります。

img_0.jpg

ブレーキを105以上のものにすれば、スピードコントロールがけっこうな精度で可能となるようで安心感があります。
当たり前ですがロードバイクはスピードが出る自転車、なにが怖いかって止まれない事です。
あとは握力がない人や女性にも上位ブレーキはオススメです。
アルテグラの場合だと前後で12,000円+工賃しますけどね・・・まぁ、入院して日額4,000円絞られてくとかよりは入院の可能性が激減するだけマシじゃない?

話逸れましたが
裏を返せば

"ガチレースに出ないなら105より上は不要"

では、105より一つ下のTIAGRA(ティアグラ)は?となりますよね。

現代のスタンダードコンポがこのティアグラです。
実売価格12万〜18万のモデルに使われています。

ファンレースまでは耐えれる性能で105と同じ10速ギア、ティアグラより下はギア数が1つづつ減っていきます。
また、将来的なカスタムを考えた場合10速がスタンダードになっている世界なのでその最低限のコンポがティアグラ。
10速コンポであればもしグレードを上げる場合でも同じ10速であれば必要機材や工賃が少なく(安く)なる。
ただしメーカーによってはTiagra車がない場合もあります。

もちろん一つ下のSORA(ソラ)からでも105などにグレードアップできますがギア枚数増えたりで工程が変わり、工賃やコンポ代が跳ね上がります
例えばある程度のとこまでグレードアップの対象になりやすい機材だと




このあたりでしょうか、ここまでで単純計算して3万円近い、ソラからティアグラにしたい場合で揃える場合おおよそ3万円+工賃がかかります。
工賃は店によって違いますが、サイクルチェーンのCBあさひの場合は
変速調整費用  630円
変速ワイヤー交換費用 840円〜
フロントディレーラー交換費用 1890円〜
リアディレーラー交換費用 1890円
シフトレバー交換費用 2310円
バーテープ巻き換え費用 1260円
スプロケット交換費用  1050円

Amazonのリンク貼った機材だけで考えても恐らくこれだけかかります。
クランクやブレーキも交換ってなってくると更に工賃が増える。
もちろん全部自分でやれば機材代のみ、絶対どこかに失敗はあるが自分でやるのなら解説本など買ってやってみるといいかもしれませんね。
この場合だと、組み付け類を自分でやり、一番大変な変速調整やチェーンカットだけあさひに持ってくという考えもあり。

"ちなみにあさひの工賃は安いです"
あさひの2〜3倍がプロショップの工賃と聞きますが、あさひは基本的にママチャリからロードまでの自転車なんでも屋なのでスタッフに当たり外れがありプロショップは当然スポーツバイクメンテのプロしかいない
プロショップの工賃が高いのは技術料と思えばいい。

んで、ソラ搭載車とティアグラ搭載車を同じメーカーで見た場合の価格差は2〜3万円です。

だったら購入時からティアグラにしておいたほうが後々後悔もないし余計な出費も面倒もない
と、考えるといいです。
月一万の貯金で買おうとしてるならあと2〜3か月!粘りましょう!

ただし、初心者には105とTIAGRAの実際の乗車感覚の差がわからないと思います。

なのでコンポの性能がどうとか深く考えるよりは目的を明確にもったほうが簡単です。
ファンヒルクライムやファンレースといった趣味で開催される趣味イベント(いわゆるホビーレース)であってもレースは絶対にやらないってんならSora以下のグレードでもいいでしょう。
公道で出せるスピードの時速30km前後にコンポ差は感じません、ブレーキ以外は。

また、グレードがなんであれコンポはグレードを揃えて初めて本来の性能を発揮します。
つまり、変速機はティアグラだがクランクにはソラと書いてあるといった混合車は一考が必要です。
細かいことはわかりませんが、いわゆる "相性" というやつです。
こういうのでもティアグラ搭載と謳いますのでね。
が、これはカタログスペックよりも実車見てみないとわからない部分もあるので、ショップの人と相談するといいです。
なんにしても、前後ディレーラーはティアグラだがブレーキは自社品やTEKTRO(比較的効かないブレーキで有名)といった車体はほんと多いです。
結局ブレーキをティアグラに変えて初めてティアグラコンポとなるってパターンが多いのであまり神経質になる必要はなく、ブレーキ交換も含め相談するといいです。



★"フレームの素材"で選ぶ★

ペダル踏み込んだ時の反応性や耐久性や乗り心地に直結するので実は一番重要です。

ホリゾンタルかスローピングかでデザインや雰囲気も変わってきますが、ここではデザインは論外とします。

ロードバイク(自転車)のフレームの素材は以下の5つが代表的
○スチール○
 鉄、鋼鉄。特徴は"重い・安い・錆びやすい"

つまり、ママチャリの素材です。
ロードバイクでもネジ類は鉄であることがあるのでフレームやハンドルは錆びてないがネジだけ錆びてるってのはザラ。
ママチャリの重さが17〜20kgです、カゴやキャリア外しても17kgぐらい。
ママチャリで坂が辛いのも漕ぎ出しが遅いのもこの重量がある為です。そしてすぐ錆びるのも鉄だからです。
しかし
衝撃吸収性は高いので乗り心地は良かったりします。ママチャリですしね。
スポーツバイクのフレームにはあまり使われない素材ですが、"形だけ"の連中には使われているので注意


○アルミ○
アルミニウム合金、ジェラルミン。特徴は"軽い・頑丈・並価格"

現在のスポーツサイクルで一般的に使われている素材です。重量は大体10kg前後になる車体が多い。
コストの面も含め他の素材と比較するとスポーツバイクに最も適している素材とされています。
筆者の車体はアルミ+フロントカーボン。

ただ、頑丈なので他の素材と違って"しなやかさ"がない為、10のものが10で伝わっていきます。
これは良く言えば、漕ぎ出しの力などが逃げない、踏んだ分スピードに変換されるという特性ではあるが・・・

路面からの振動も100%伝わってくる

路面「ンゴゴゴゴwwwwwwwwww
ライダー「あふえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ


となります。

これはママチャリからスポーツバイクに乗り換えた人が即体験する「硬い、痛い、乗り心地悪い」部分です。
しかし、10万以上のロードバイクはフロントフォークだけ後述のカーボンやクロモリを採用してるメーカーが多い為腕への振動はケツと比べたらまろやか


○カーボン○
炭素繊維+ガラスなど。特徴は"最軽量・丈夫・高い"

特徴でもうわかると思うが、20万円以上する車体はフルカーボンが多い。
というか、フルカーボンだから20万以上する。
重量は8kg前後、世界最軽量ロードバイクは4.6kgってのをなにかで見た。

丈夫でありながらも振動吸収性が高い素材なのでアルミのデメリットも受けない。
この為、フロントだけとかリアだけカーボンの車体もある。(フロントカーボン、カーボンバック)
もちろんハンドルだとかシートポストだとかにもカーボンが使われる場合もある。
なんにしてもカーボン素材の機材が多く積み込まれている車体ほど価格も高くなっていく。

最高級自転車にも使われる素材なので自転車フレーム素材の頂点ではあるが、ほかの素材と違って

「破砕(ヒビ割れ)」

する

折れるんじゃなくて、砕ける
非金属素材なので当たり前ですし、小さな傷が破砕の原因となったりします。
と言っても、豆腐のようにヤワいわけではないですけど、他の素材と比べると不安が残るので接触事故や転倒後は必ず点検したいですし、下手に街乗り使用して目を離してる間に傷付けられているとかもあります。


○クロモリ○
クロムモブリデン鋼、略してクロモリ。特徴は"アルミより重くスチールより軽い、しなる素材で衝撃吸収性が高い、並価格"

昔のロードバイクはほぼこの素材だったみたいで、隠れた人気を誇っている。

重量は12kg前後
素材上そうなってしまうのか、ホリゾンタルフレームばかりがクロモリバイクの特徴。
代表的なとこだと、GIOS

筆者のセカンドバイクがフルクロモリ。
アルミ+Fカーボンのファーストバイクと比べると、乗車感がまるで違う。
簡単に言えば "快適"
あくまで振動などにおいてです。

しなるって事はつまりバネのようなもので、しなる筋肉と一緒で力の伝導もスムーズに伝わる。
なので、振動は吸収され漕ぐ力はしなやかにスピードに変換される。(アルミはダイレクト感がある)
この為、クロモリファンは多いようです。


優秀な素材に思えますが、フレームデザインが一辺倒化するのとアルミやカーボンと比べると重いのが難点。
ロードバイクでの2kgの差はけっこうなものです。

こんなところでしょう。
基本的なとこはこれぐらいです。

次の記事では予算別車体紹介しつつ、ここまでの記事内容を踏襲してより明確なイメージを持てるような記事にする予定。
安い買い物ではないのと、初心者の俺自身がこれまでの記事のようなルートで吟味してきたのでその通りにやってってます。


posted by ヴァレぴよ at 10:00| 愛知 | Comment(0) | ロードバイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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