2016年06月06日

ロードバイク初心者の徒然 -13- 【サイクルグローブ(手の痛み軽減)のオススメ】

※この記事はロードバイクに乗り始めて1ヵ月以上経過した初心者が、購入前に店舗スタッフに聞いたりネットで調べた事を基に構成し、実際に乗り始めてから思い知った体験への対策も混ぜ込み記しています

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サイクルグローブは、初心者だと必ず現れてくる指や手のひらの痛みなどを緩和する目的で欲しいのと、万一の落車時に手を守ってくれるものです
あとは走行中の汗吹きにも使える

初心者の手の痛み対策はわかるかと思いますが、なぜプロもグローブは付けているかというと、重要性は "落車時に手を守る"
なぜかについては続きへ!


anime_syoborn03.gifサイクルグローブ

ロックやライトやヘルメットと比べると 「え?グローブいるの?」と思われがちなグローブですが、ハッキリ言って "要ります"

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最悪を想定した場合、手首から先を壊死などでまるごと切断させたくないなら絶対着用しましょう
壊死が進行し腕が無くなる場合もあります

すっごい脅してますが、最悪の場合を想定です

理由は単純
ロードバイクに限りませんが、人間はただつまづいてコケただけでも "無意識にまず手の平を地面に着けます"

では走行中にコケた場合は?

無意識に手の平をコンクリに着き、更に摩擦により皮膚を剥がします
そして、落車のロケーションとしては "なにが転がっているかわからない路上" です

特に、法律上走行をしろと言われている車道を走っていた場合、以前に事故とかがあり細かいガラス破片まで取り切れていないような所でコケたら?

そしてそこに手の平を着いて、そのまま擦れたら?

眼には見えませんが、細かいガラスの破片が手首に入り込み下手すると血管へ影響し・・・
という最悪の想定です
「破片が手首に・・・」ってのは運だと思いますが、「ガラス破片が路上に」は普通にあり得ます
ガラスに限らず車のテールランプとか転がってる時もありますし、路上に転がってる大き目のゴミだとサイドミラーがやはり一番多いです

そういった危険がある中
グローブをしていれば手の平を全体的に守ってくれます

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冬用以外のグローブは指切りされている事が殆どですが、無意識に指から着地する人間はまずいません

プロレーサーでもグローブをしているのはこの為です
してない人もいますけどね

怪我の事ばかり語りましたが、初心者においてはもっと大きな役割をグローブは果たしてくれます
それは、サイクルグローブの手のひら部に付いているクッション材です
(ついてないのもある)

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初心者はロードバイクの走行姿勢では体幹で体を支えれない筋力は十分でもその筋肉の使い方を体が知らない
結果無意識に腕で体を支えようとして腕に負担がいき、ブレーキ握ったり路面振動が伝わる手のひらや指関節などに負荷による痛みが発生しだす

対処は当然乗り慣れる事ではありますが、手の痛みが発生していると "乗る事が苦痛になる"
当たり前ですよね、ハンドル握らないといけないのだから
そしてSHIMANOのデュアルコントロールレバーのブレーキの位置の関係からもブレーキかけるだけで痛みが走ります

その負担を軽減しながら体を慣れさせていくことに必要なのがサイクルグローブ

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グローブはたくさん種類がありますが大きく分けると
・パットの少ない、または無い ダイレクト感タイプ
・一部パットのある一般的なタイプ
・全体にパットのある高機能タイプ


この三種類に分けれます

どのタイプも各社がグローブを出しています
TREK、Cannnondale、Specialized、Bianchiに乗る人はグローブも同社が出しているので統一してみるのもいいかもしれません
ただどのメーカーもフレームがメインでアクセサリ類は二の次の会社ですので、本当に良質とは言いにくい商品群

出来ればウェアやグローブの専門メーカーのを購入したほうがいいでしょう

また

ヘルメットと同様にグローブもフィット感が大事です
その為、お店に行って実際に付けて選ぶのをオススメ
ショップスタッフに相談すれば教えてくれるはずですが、汗をかく場所でもあるので洗濯もしますし必ず装着する装備でもあるので生地が多少は伸びます

ですので購入時は "キツイかもと思ったものがジャスト" なのを覚えておいてください

キツメだと形状によっては装着すら大変ですが、あまり余裕があると逆に危ないというかグローブをしている事が落車の原因になる場合がある

理由は簡単

手が汗をかいた場合

グローブ生地と手の間に空間ができやすいサイズだと、グローブ内が汗で滑ってハンドルから手が滑り落ちる危険性がある
雨天走行でも同じようなことが言えます
ですので、キツイぐらいがちょうどいい

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春夏秋用の指切りグローブタイプと、冬用の防寒グローブがありますが、まずは乗り始める季節にあったものを買えばいい
安いものだと2,000円以下からありますが、こんなものはなんの機能もないものです
まぁ、転んだ時の皮膚擦れは防いでくれます

初心者は最低でも4,000円以上の製品を始めは買うつもりで予算立ててください
2,800円ぐらいから良質なのもありますがパットがいまいちで、これらはどちらかというとレーサー向け
彼らはレース内で落車したりなどでグローブがその場で破れる事があったり、練習量も趣味ライダーより段違いでグローブは消耗品に近いので質が良くて安いものを使っている模様
(パールイズミやシマノの低級品)
ついでに言えば体幹出来上がってる連中なのでロングライドでもしない限りはグローブにパットも要らない連中です

逆にこの記事の対象となる我らルーキーは、一つ良質品を買えばけっこう保ちます
そして何事も初めは良い物を買ったほうがよくロードバイク用品は顕著に値段が高いほど質が良くなっていて、安い物は紛い物が多い

なので、これぞの逸品を選んでおくといい

また、吸汗性と速乾性が高いものにすべきです
そうしないと自分の汗でベタベタしてきて気持ち悪いです

吸汗速乾、いわゆるドライ素材はちゃんとしたメーカーなら標準でその生地なのであまり考えなくていい
問題は別のところ

3,000円ぐらいからですと、パールイズミのパット少な目系が買えます



最低限のものは揃ってる感じで価格も控えめ
ルーキーはこれを買うぐらいならあと2千円ほど盛ってこの後紹介するグローブを買うべきかと筆者は考えてますが、これも悪くはないかと
手の平との遮蔽物があまりないからダイレクト感を感じれるタイプかな
全部ではないですがレーサーはこのへんの品を使っているそうです

ちなみにこのパールイズミというメーカーはウェア界ではかなりの地位にいる日本のメーカー
純国産です(たまに中国製混ざってる)
品質は信用していいです


人によって手の痛みが現れる部分が違うので、その痛みが目立つ部分にパットが付いているものを選ぶといいです

筆者はこういうの

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パットがゴツく見えますが、これMTB用なので仕方ありません

某有名社長デイヴィット氏のおかげで

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プロショップスタッフの誤案内で買ったものと後でわかりましたが、使えないわけではないので今も使ってるが今月買い直します
ってか、買い直しに行ったらデイヴィット氏に出会いました

自転車用品の海外輸入品を日本で販売する会社の社長であるデイヴィット氏は全国の自転車プロショップでプレゼン回りしてて、初心者もプロも問わず持前のロードバイク経験から適切なアドバイスをしてくれますので、是非行ってみてほしいですね
イタリア訛りの流暢な日本語で気さくに話してくれますのでオススメ、初心者にも優しい

この記事にはデイヴィット氏からのアドバイスが混ざりこんでいるものが多数あります
特にグローブは筆者が直接指導受けたので顕著に現れてる

記事作成段階では愛知県名古屋市南区のカトーサイクルに隔週土曜ぐらいのペースでいらっしゃってます
まぁ、デイヴィット氏の会社が名古屋市にあるので近所さんなのです
詳しくはツイッターで確認してみよう

でっと

写真での中指と薬指のとこにある赤いところは指掛けが出来るところで、脱ぐ時はここに指引っ掛けて引っ張れる作りになっている
これは便利ですが、別になくてもいいです
脱がすのが楽ってぐらいですね

グローブによってパットが付いている場所が違っていたり、全面カバーしていたりします
自分が今使っているのは手のひらの真ん中にあたる所にパットがない
そして自分が最初に痛み出した場所はその場所(多分パットがなかったから)

また、"サイクルグローブは親指と手首の間にタオル生地の箇所がある"

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これは人間工学に基づいたもので、走行中に額などから流れてくる汗を拭こうとする場合人間は自然とこの部分で拭おうとします
その為この部分が吸汗性の高いタオル生地になっており、無理に意識することもなく気持ちよく汗を拭けるのです

サイクルグローブはほんとに種類が多いので、目的をある程度ハッキリさせてから選びにいきましょう

段階的には
1. 「手のひらのここ!ここらへんが痛い!」ってとこにパットがあるものをチョイス

2.その中から自分の手にフィットするものをチョイス(使用経過で少し伸びるのでキツいぐらいが丁度いい)

3.ブラケット握った時にパッドのゴワつきが気にならないかをチェック

この3点をクリアしたものを買うといいです

もちろん筆者のように "まずは見た目" でもいいでしょう

その結果5千円 6千円の製品になったとしても、そこまでキッチリ選んだものなら買い直すこともないので妥協して安いのを買うよりはいい買い物になっているはずですよ

大体、Lを装着してみてキツさもなく装着できてフィットしてる感じがしたならワンサイズ落としたほうがベターな選択になります
MならS、SならXSといった具合で落とし込むのがベターサイズ

また、ベロクロの有無で装着しやすさも装着感も大きく変わります
ベロクロ有だと脱着しやすいけど手首の装着感が緩く異物感がある、ベロクロ無はその逆
このあたりは個人の好き嫌いで決めればいい

以上から、オススメのメーカーなんてものを問う事自体ナンセンス

アナタに合う物が全ての答え

ただ二つだけ例外があります

それは、先ほどからサブリミナルのようにチラチラと画像で出てきているこのメーカーの製品

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Amazonはこれしか無かったのであくまで上記リンクは紹介程度のものです

筆者は実際に店で装着してきました

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自転車用に限らないがこのメーカーは "グローブだけを作っている会社" で、ロード初心者だけではなくロード乗り上級者からも定評があるメーカー

上の写真にもありますが、今年のモデルからなのかCold Black素材を使用してきています
この素材は太陽光を反射する素材になっており、良質スポーツウェアでは必ず使われています
グローブで言えば、太陽光反射により手の温度上昇を抑制し汗をかきにくく、紫外線も遮断するってことになる

文章だけにすると地味だが、温度上昇抑制効果の有無は体感にすると大きな違いになります

ぶらりとグローブ眺めていたところカトサイのお姉ちゃんが急に熱弁語りだしたので聞いてみたところ、なにもかもが納得できる内容で、筆者はRoecklの購入を決めた
(熱弁聞いた時は在庫が殆ど無かったのですぐ買えなかった、あくまで黒×赤に拘ってるので)

ちなみに「レッケル」と読む

実際着けてみると、明らかに品質が違うのがわかるというか グローブしか作ってない=グローブしか作れない=だったら極める
という事なのかわからないが、このメーカーのグローブは凄い

見た目はなんてことないです、ただメーカーロゴが反射材になってるだけ
派手でもなく、むしろ無骨なデザイン
ただなんというか・・・フィット感?馴染むように吸い付いてくるというか

手の平面も見ていただきたいのですが

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初心者にとって手が痛み出しやすい部位全てに薄めのジェルパットが付いている
細かいですが親指と人差し指の間にパットがあるのも優秀
ロードバイクの基本姿勢であるブラケットポジションはここに負担がかかる

ここまでなら他メーカーでもやってる事なんですが、Roecklの凄い所は "握り心地が自然" な事
こんなパット付いてたらハンドル握る前にジェル握ってる間隔にもなるが、コレは違う
なんというか・・・自然?
結局のところ自転車乗り用を極めて作ってるのでそうなってるんでしょう

このメーカーのグローブは本気でオススメできます
いやこれまでもオススメは全て本気ですけど、このグローブに関しては

マジで逸品だから!!

有名ネットショップにないことはむしろ利点というか、店できちんとサイズ合わせて買うほうがいいです

で、気になる値段ですが、安いモデルで4,800円ぐらい(税抜)
高いので7,000円強
合間に6,000円強のモデル(写真のモデル)がある
ですので安くはないのですが、初めの一着にはとても適しています

もう一つの例外メーカーはデイヴィット氏の推すQ36.5のグローブ
今世界中が注目する新しサイクルウェアブランドらしいです
キュー サーティーシックス ポイント ファイブと読む、ウェアも出してます

価格は6,000円強と高めというか定価にしたら7,000円越えてるはず
このグローブはRoecklと違ってベロクロが無いタイプなので慣れるまでは脱着がしにくいですが、一度装着すると病みつきになるフィット感で、グローブ付けてる感覚がない

そしてパットが必要最小限になっていて、なんというか理に適ってる感じ
少々初心者には優しくない設計に見える

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ワンオフ展開なのでモデル差がない為ある意味買いやすい
中級車以上のロード乗りの事しか考えてないような作りになっていて、パッドも必要最小限でタオル生地部分も最小限
削り取ったパッドやタオルの所にはメッシュ生地をふんだんに使用
そのおかげかダイレクト感が凄く、車体振動や風といった自然をきちんと受けながら走りたい派にはオススメ

面白いのが人差し指の所にペロンとパッド生地が飛び出ていて、これがなにかとデイヴィッド氏に聞いたら

「エンデューロなど長距離レースの後、必ずと言っていいほど人差し指のその部分が痕になっている」

そこの保護、という事です
ここを保護しているグローブはあまりない

細かい配慮だけど、中級者以上にはそれが嬉しいのかもしれませんね

RoecklとQ36.5のグローブはオススメできます

筆者はカラーパターンの問題からRoeckl使用
Q36.5はイタリアメーカーらしいカラーパターン
友人はBianchi乗りで丁度よかったみたいでQ36.5着けてます


っと、グローブについては以上

脅しましたが落車なんてきちんと走行していれば滅多にありませんので、初心者は体が慣れてくるまで手の痛みが出ないように、そして体が慣れてきても気持ちよく使えていけるグローブを選ぶといいです
筆者はRoecklを推します!

ではっ! anime_uwarn03.gif


posted by ヴァレぴよ at 01:09| 愛知 ☀| Comment(0) | ロードバイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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