2016年08月17日

ロードバイク初心者の徒然 Part.14 -自転車での車道走行というもの-

一ヶ月ぶりの投稿となりました、サイコンで見る限りの総走行距離は500kmをマークし、サイコン積んでない通勤用ロードバイクでの走行距離も合わせると恐らく600kmは走ってきてます

もう初心者とは言いづらいけど、タイトルはこのままでっ

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これまでの薀蓄と違って、より実践的な内容の今回は ロードバイク(自転車)での車道走行のマナーやルールについて。

自転車は道路交通法上、車道走行が原則です。
しかし日本が高度成長期を迎えクルマが増え、一時的にという名目で自転車走行禁止の道路を設けた。
これは今もある産業道路や高速道路にあたる
しかしこのせいで、自転車は歩道を走るという誤った認識がクルマにも自転車にも植え込まれた

自転車趣味の人が増え、簡単に30km近い速度の出る自転車に乗る人が増え、それが歩道を走るという危険性、そしてそれが当たり前のルールになっている現状、警察庁と国土交通省が現在の自転車を取り巻く誤った交通ルールの認識を正す為、標識や自転車専用道などがどんどん増えていっています




我々ロード乗りは、特に交通ルールと真摯に向き合わないといけません
道路交通における自転車の立場は、歩行者含め実は一番弱いのです

クルマと衝突すれば死傷レベルとなるのは歩行者と変わらないながらも、歩行者よりも示談などの場では立場が弱くなり、実際の交通では道路を走るクルマより物理的に立場が弱く道交法的にも立場はやや弱い(歩行者優先はあっても自転車優先はない)、それを嫌い歩道を走れば歩行者に気を使う必要もある
せっかく快適にスピードの出るスポーツサイクルに乗っていても、速度や走行場所の制限をされていてはやりづらいだけ
とーにかくやりづらい立場なのが自転車
15km前後でゆったり走る一般自転車は歩道でもそこまでイヤな顔されないでしょうが、スポーツバイクは別です

それでも我々は車道を走らないといけません
誤った認識で歩道走行が当たり前となっている自転車、その認識を正すよう行動するのは自転車の頂点に乗るロードバイク乗りが率先して行うべきでしょう

まず第一に言いたいのは

クルマの免許をとってクルマで道路を走行しろ
または、独学で勉強しろ

コレです

俺もそうですが、ロードバイク趣味の人は社会人年齢の層が多く、クルマにも乗っているとか運転経験はあるぐらいの人が多い
こういった人たちはロードバイクに乗っている自分が "邪魔者であることを認識している"
クルマ側が間違った認識で「自転車は歩道走れ、邪魔だ」と認識しているを重々わかっている

実際には "危ない、当てたらどうしよう、道幅狭い、危なくて追い抜けない"=邪魔
これら全て、自転車が車道の左端を走っていれば通過はできますが、ドライバーの能力が低い場合上記のような思考になります
自転車も同じようにクルマもサンデードライバーや高齢者もいるわけですから仕方ありません

わかっているなら、それに対して大人の対応をするだけ
自分の命を守る事にも繋がります

具体的になにをするか

基本的なところとして、第一車線の左端を走るというのはやっていることとします

簡単に言うと車道走行のキモは

"抜かさない・抜かせる・止まる・退避する"
そして
"恥ずかしがらない"

この5点さえ意識していればほとんど問題は起きません、もちろん事故もね

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anime_syoborn03.gif 抜かさない
クルマが我々を邪魔と思うのは、早い話がクルマの前に我々がいなければ回避できること
つまり、抜かない
走行中は抜かないどころか抜けないのですが、この場合は "信号で止まる時" です

なぜか多くの自転車はクルマの脇を通り抜け最前まで出てきます

この時のクルマの気持ちになってみたらどうでしょうか?

「またコイツ抜かないといけないのかよ、邪魔だな」
ね?余計にドライバー煽ってどうすんのさ?ってなりますよね?
また、クルマが高齢者やサンデーやペーパーだったらと考えると、信号ストップで最前に出るという行為は、サイクリスト自らが事故確率を上げにいってるようなものです

自転車の気持ちとしては
クルマとクルマの間で止まってることのほうが邪魔と思い、邪魔にならないように前に出て行く
でしょう?
または道交法よく知らないから「ここにいちゃいけない気がする」とか
その考え方が邪魔なんですよ

自転車は軽車両なので、クルマやバイクらの交通ルールとほぼ同じ事柄が適用されます
要は "交通事故起こさないように行動する" って事

信号ストップの時最前にロードバイクがいる光景はよく目にするでしょうが、あれをやってクルマがなにも思わないのは路側帯が広く設けられていて第一車線を自転車が走らい、もしくは車道が広い時限定です

例を出していきます

例A 「幹線道路」
road03.jpg
見てわかるとおり左側にかなーり余裕があります
こういう道なら信号ストップで自転車が最前にいるのは普通です、クルマ側も邪魔と思いません、第一車線を基本的に走行しませんからね自転車が
こういった幹線道路はバスストップやタクシー、一時停車が多いので左側が広く開けられていて自転車にとっては走りやすい道路ですが危険が多い
大体歩道も自転車通行可や自転車専用道が敷設されてます

例B 「左側がやや狭いよくある道路」
road01.jpg
歩道側に自転車走行可歩道がない場合も多いが、白線の上からやや右までを走っていればクルマは右寄りで余裕で追い越していける幅があります
しかし写真のように一車線の道路だと対向車を気にして追い越せないクルマもいる
慣れるまでは少々走りづらいですが、よくある道路なので慣れるしかないでしょう

例C 「左側に白線すらない狭い道路」
road02.jpg
一番厄介な道路で、歩道も狭く段差が多い
写真のようにクルマが追い越していける幅は十分にあるのですが、このタイプはクルマ側としても追い抜きしにくい道路
交通量の少ないところが殆どですが、通勤通学などのピーク時間帯によっては本気で邪魔者になる道路です
ピーク時間帯は迂回してでもこのタイプの道路は避けたほうが安全です


で、信号ストップの止まり方のお作法は例BとCの場合主に適用されます

信号ストップ時の振る舞いとしては脇を走り抜けず、"クルマ達と同様に前のクルマの後ろで停車する"
もちろん左寄りで、前のクルマに自分の存在をアピールしながらです、サイドミラーに映るとこにいればいいです

基本的にこうしてれば、発進してからも「私はアナタを追い越しません」という意思が伝わりますので左折したいクルマにも優しい
これがドライバーの神経を逆撫でしないやり方です

ただ、自分の後続のクルマに邪魔と思われるのは仕方ないので、後続らには信号が青になってから抜いてってもらわないといけない、その意思をハンドサインで現す事でお互いが気持ちよく走行できる


クルマ同士でも同様ですが、要は思いやりと謙虚さが大事です

anime_syoborn03.gif 抜かせる

抜かさないのとこにまとまってますが、抜かせる意思表示として俺がやっているのは

スピードコントロールしつつドライバーを見ながら右手をスっと差し出して前へ送る所作をする

これだけ

これだけなんですが、これが恥ずかしいとかドライバーと目をあわすのが難しい(前方見えないからね)とかなる人も当然います
そういう人はなるべく左側に寄って状況に任せるしかないと思います、イヤな思いする事もあるでしょうね
俺はドライバーからの敵意を感じるスレスレ追い抜きとか精神衛生に悪いので紳士的に振舞ってる
まー大体イヤな空気にならないのでオススメです

anime_syoborn03.gif 止まる・退避する

これは主に停車車両がいる場合やバスストップの際に使う方法です

退避というのは、歩道(自転車走行可能)へ一時的にあがるということで、主に左折専用車線だった場合で矢印信号式で左折のみ青で自分は直進したい時、この場合は歩道へ退避、または端で停車して左折車を進ませる
(左折専用レーンは自転車は直進できる、直進青なら)
クルマからすると左折巻き込みが一番怖いので、自転車が停車していれば安心できます
一応、左折専用車線の右側、ほぼ第二車線との境あたりまで行く人もいますが交通量多いと危険


停車車両がいる場合
当然車線半分以上塞いでるような停車車両やバスはクルマも車線変更するが、幹線道路などでは停車車両いても車線変更せずパスできるので、ロードバイクがクルマ側の進路を塞ぐ事になりやすい
例Aの道路がその例で、停車車両いても第一車線をクルマは普通に通れる幅があります

ロードバイクでの道路交通の中でこの状況が一番怖いです

ちなみに狭い道路で停車してる車両を避ける場合も同じ状況となります
3車線や4車線の道路ならクルマがそもそも第一車線に入ってきてない事が多いですが、1車線や2車線のときが一番困ります

まずはこの状況にできるだけならないように仕向けます
これは単純に停車車両までの間にクルマに "抜かせるだけ"
しかし交通量が多いと途切れません
次に考えるのは歩道への退避、無難な選択ですが徐行しましょう
もう一つの選択は、車両らしく停車車両を右に避ける選択、しかし後続車がいる場合も多い

この場合はスピードを落とし後方確認を慎重に行います
クルマ側のスピードと自分との距離を見極め、ハンドサインしてクルマを減速させ障害物を避けます
狭い道路では歩道にあがる段差も高いとかそもそもあがれない事が多いので避ける癖をつけたほうがいいです

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ここに自信がないなら停車車両の後ろで止まって後続車をやり過ごすのが賢明です
ですが、パンクの危険性が低い段差で歩道にあがれるのなら、歩道入ってやり過ごすのが一番気楽でしょう

俺は停車車両や後続近くにバスがいるのがあらかじめわかる場合は歩道へシフトしてます


大事なのは "クルマからの敵愾心を無駄に上げないこと" です
当たり前ですがお互いに事故が一番怖いわけですから

なにをされるとドライバーから見て自転車が邪魔と感じるのか、そして例え邪魔であってもなにをされれば許せる気持ちになるのか、事故の不安が払拭されるのか、それは自分で車に乗って車道を走るのが一番よくわかります
俺は単純に "相手への思いやり"
これを意識してるだけです

aroe_middle.gif


最後になりますが、オーバーパスとアンダーパス道路には注意しましょう
いわゆる立体交差道路なのですが、基本的に自転車走行禁止である事がほとんどです
しかも標識が見づらいし迂回路がわかりにくい事も多いので余計に困る

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産業道路や高速道路ほどわかりやすいものではない為注意です
パス道路は迂回路があるのですが、大体が下道や地下道などを通ることになり思いも寄らない道だったり歩道橋登らされたりといい事がありません、ほんとに・・・

あとは、原付でも同じなのですが、大型車両の後ろについてる場合は右折や左折車の目に入らない場合があるので注意
そして左端走行なので駐車場や裏道から頭出してきてるクルマにも注意
なるべく減速しドライバーをガン見してこちらに気づいているかを確認してからスルーしましょう
こういう時の為に夜間は目立つライト付けてるといいですし、昼間でもデイライトや目立つ色をヘルメットに採用するとかするといいですね

それでは、快適で安全なロードバイクライフを楽しんでいきましょう!


posted by つねぴよ at 01:37| 愛知 ☁| Comment(0) | ロードバイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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